日本CLT協会様ご主催のアイディアコンペ住宅部門への応募作です(協働は中村朋世氏とMAY設計事務所)。二次審査にて上位5社に選出されました。

CLTが備える「調湿および蓄熱性能」に着目し、目に見えない空気の質や数値化しにくい省エネ性能も重視することで、いわゆる一般的な省エネ住宅から一歩先に進み、かつ将来のストックとしての投資や付加価値になると考えました。

基本構成要素として厚板CLTによる門型フレームを形成し、門型フレームをずらしながら連結して一つの住宅を構成します。門型フレームの隙間では心地よい光と風が抜けていきます。

門型フレーム自体が、四季に応じて日差しを制御する庇であったり、どこでも心地よい風を取り入れるなど、パッシブな考え方を素直に空間的な魅力に繋げたいと考えました。

CLTの長所を活かした厚板門型フレームを用いることで、心地よさや豊かさをもたらすことはもちろん、省エネでサスティナブルであり、なおかつCLTの力強さを素直に表現する、そういった住宅を目指しました。

 

 名称   日本CLT協会主催

      アイディアコンペ住宅部門

      上位5社選出

 所在地  岡山県岡山市

 竣工   未定

 床面積    約160㎡



CLTならではのせいの小さな構造体は、住宅内の距離感を身近なものとします。門型フレームの隙間からは、庭や空が見え隠れします。

平面的にも断面的にも雁行した形状は、ガラスを多用しつつも程よく視線を遮り、住宅としての落ち着きをもたらします。